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 2055年「宇宙万博」--- 未来へ
 2つの愛知県館の出展の企画制作、モノつくり、アテンダントなど運営に携わった方たちの数は数百人にのぼります。また、決して表に出ることのなかった制作スタッフや愛知県の担当者の皆さんの情熱がなければ愛知県館の成功はなかったでしょう。その一人一人の厳しくも心あたたかな仕事ぶりは感動的なまでに素晴らしいものでした。
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 瀬戸愛知県館では、ムササビの出現など思いがけず気を遣うできごとが起こり、スタッフの誰もが野生動物への思いと知識を深めました。
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 長久手愛知県館では当初の「自治体パビリオンの講演なんてつまらないはず」という誤解による不人気を挽回すべく、グローバルループに出ての御案内などタイヘンな努力を続け、最後は愛知万博で一番という評価を得るまでの大きな貢献をしてくれました。
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 長久手愛知県館の最後のメッセージは、「愛知モノつくり絵巻」の右端に描いた未来像です。私は、「50年後の2055年に万博を宇宙で開催し、愛知県館は月面パビリオンで出展する」と決めたのです。長久手愛知県館には若田宇宙飛行士のほかJAXA(宇宙航空研究開発機構)の立川理事長など多くの宇宙科学技術者が、また国立天文台の海部台長御夫妻も来館されましたが、皆、「2055年宇宙万博」には深い関心を抱いていただきました。
 「2055年宇宙万博」を検討するシンポジウムは残念ながら実現できませんでしたが、今後、その計画や議論は続けていこうと考えています。アテンダントの女性たちからは、「2055年には80歳を超えてますが、必ずまたアテンダンドとして参加します」との決意も寄せられています。愛知万博・愛知県館は、未来への大きな夢を投げかけて幕を閉じました。
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 長久手愛知県館、瀬戸愛知県館は、たくさんの方々から高い評価をいただき、励ましされました。
 7月12日、瀬戸愛知県館をご覧になった天皇皇后両陛下は、予定時間をオーバーして展示を丹念にご覧になり、岩瀬文庫の「本草図説」「エコ配慮工事」「海上の森の問題」「コナラの移植とムササビ」「シーボルトとニホンオオカミの顛末」「環境絵本」など、野生生物と環境問題について数々のご意見やご感想をいただきました。
 天皇陛下は生物学者であるだけに、両陛下の野生動物への知識や思いの深さにはいたく感銘いたしました。

 6月7日、長久手愛知県館で「地球タイヘン大講演会」ご覧になった皇太子殿下からは、舞台が終わるなり「素晴らしい!」といきなり称賛の言葉をいただいたき、長久手愛知県館スタッフ一同の大きな励みとなりました。

 そして、来館して下さった468万6472人の皆さん、本当にありがとうございました。私たちはこの愛知万博の経験を通じて、子孫のために望ましい未来を創造していくことができるという確かな手応えと自信を得ることができたと思います。また、多くの子供たちが環境への関心と野生生物への思いを深めてくれたことは、最大の成果だったと考えています。
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 最終日、会場が閉門した後、私たちは「あいちお祭り広場」での打ち上げ会を終えて午前0時過ぎに会場を後にしました。人気がなくなったグローバルループにはもはやあの熱気に満ちた人々の姿が戻ることはありませんが、185日間、2200万人が体験した無数の物語はいつまでも熱く語り継がれるでしょう。その尊い経験を元に、皆さんが心あたたかでより素敵な人生、生き生きとした地域活動、そして困難な地球環境問題の解決へと向かっていただくことを心から願っています。
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 万博閉幕の日の朝、アメリカのCNNテレビは、ハリケーン・リンダに続くハリケーン・リタの来襲を告げていました。大型ハリケーンの多発は地球温暖化の結果と言われていますが、愛知万博閉幕の日に、私たちが訴え続けてきた温暖化の被害が現実として進行していたのです。
▼ 写真/ハリケーン・リタの来襲を告げるテレビ報道
 私は、この愛知万博で訴え続けた地球温暖化と環業革命への啓蒙、エコを基軸にしたモノ作り、野生生物保護のための活動、そして宇宙万博の実現へ向けた活動を継続していきます。すでにいくつかのプロジェクトが始まっており、愛知万博の成果をもとにより精力的に新しい仕事に取り組んでいく決意です。

 愛知県館の出展に際して、出版社や新聞社、放送局の皆さんからも、身にあまるご理解と支持をいただき、この万博では随一と言えるほどの報道をしていただいたことが2つの愛知県館の成功の大きな力となったことを、深く感謝しております。(2005.10.12 山根一眞)
※ 注 ※
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